あー、今夜のことは死ぬとき思い出すのかなってくらいの感情を刻む

好きな感覚の話をしよう。

 

「あ、今生きてる世界線はここだったんだ」って、自分の信じ込んでいた世界があったことに気付いた瞬間。

気付いたら、もう別の世界にいる。

 

フレンズの「NIGHT TOWN]を聴きながら、そんなことを思った。

タイトルが全部大文字なところもいい。

 

ポップな曲調なのに、「まだお互いのことを知らないけど、もっと知りたい。君はどう?」的な

もどかしささえを楽しむ男女の、”あの時間”を感じられる音楽だ。

 

 

感覚って、冷静に考えると自分だけしか知らない体験型アトラクションだ。

たとえ「世界に2人きりになった感覚」みたいに言われたとして、その感覚はわかる!ってなるけど、その人が感じた感覚と同じかどうかは死んでもわからない。

 

だから日常で自分の感覚に焦点を当ててみると、意外な自分の一面に出会えるかもしれない。

”あ、今完全にNIGHT TOWNの世界に入ってたな。”とか。

 

それって言い換えてみると、「自分の知らない自分に出会う=自分の知らない世界に出会う」なのだ。

 

このコロナ時代に、飛行機どころか1mmも動かずに冒険できるってことだぞ!!

すげぇ発見だ!!

 

 

話を戻すと、いつもの真面目な自分から少し離脱して

「シンプルに、好きなことは好きなだけすればいいじゃん!」

「仮に一文無しになったとしても、そこからまた私の冒険記が面白いことになるだけじゃん!」

ってなる感覚が、自分の中ですき。

 

過去とか未来とかどうでもいいから、今この瞬間に全てをかける!と思えるゾーンに入る感覚もすき。

 

ただ ただ、踊ってる夜は人生と感じる感覚がすき。

”あー、今夜のことは死ぬとき思い出すのかな”ってくらいの感情を刻むときの感覚もすき。

 

そういうのって、楽しいことも辛いことも切ないことも、良くもわるくも色んな経験を自分自身で体感しないと知ることができないのである。

こんなにAIとかが発展しているのにね。

 

 

だから、ホメオスタシスとは上手く付き合っていきたい。

ホメオスタシスさん、いつも本能的に私のことを守ってくれてありがとう。

でも可愛い子には旅をさせてほしい。

 

さあ 出かけよう ひときれのパン

ナイフ ランプ 鞄につめこんで。