共感と面白いを同じ扱いにはせず、”理解されない面白い”で未来を創ってる話

 

未来を面白くしていくには、最初の思考の”その先”が大事だということに気付いた。

 

情報を受け取って、その知識をそのまま活用するのが一次思考だとしたら、その先の二次思考が大事だということである。

 

 

私はインスタグラムで発信するときに、誰かの言葉をそのまま引用するのが嫌なタイプである。

 

例えば名言をそのままコメントとして投稿するということをしたくない。

(敢えてそのまま引用する場合もあるよ)

 

完全に身内に向けた発信であるし、自己満であるから何でもいいのだけれど何故かそこにこだわりがある。

何故の部分を考えてみたら、私は「自分色を取り入れないと、発信する価値がない」と思っているからだという結果に気付いた。

 

考え方は人それぞれであるから、あくまで”自分の場合は”の話である。

 

 

私が思う「自分色」というのは、誰でも発信できる内容ではなく、25年間生きてきた今までの自分を総じて出てくる言葉である。

 

だからインスタグラムで写真を投稿する際には、「旅行に行ってきました。」「楽しかった。」だけでコメントしたくないというこだわりが私にはあるのだ。

 

上手い、下手は関係ない。

誰得かといえば、自分得だ。

 

大学生のときから無意識に、そんなこだわりでインスタグラムを投稿してきた。

ずーっと同じスタンスで投稿してきたから、それが私の好きなことの一部なのであろう。

 

 

最近はたまにコメントで私の「言葉が好きだ」「感性が好きだ」と言ってくれる人が増えた。

自分得を積み重ねると、こういうイベントが発生したりするから楽しい。

ありがとう。

 

 

私はずっと3日坊主で「続けられないこと」がコンプレックスであったけど、そんな身近にずっと続けていることがあった。

 

やりたいことって本当に無意識にやっていることだから、気付くのって難しいね。

逆に、気付いてしまうとこんな簡単なことだったのかと驚く。

 

だから「自分のやりたいことって何だろう」と考えると仕事や趣味で考えがちだけど、大体の人は逆なんだと思う。

「”私はインスタグラムで自分色を発信するのが好き”だから、なんの仕事をしよう?」なのだ。

 

義務教育で取り入れた方がいいと思う、この授業。

AIがもっと発展したら完璧な思考は必要なくなるからこそ、自分思考が絶対大事なのだ。

人間味のある思考が。

 

 

私がインスタグラムの言葉を考えるときの流れは、

①撮影した写真を気分でピックアップ

ちなみに写真を撮る時も、私は上手く撮ろうとするのではなく、「私がみている世界をどのように切り取ったら一番表現できるかな」というスタンスで撮影している。

 

②その写真を見て、自分の中で大喜利をする。

そこにいるだけで

めちゃくちゃ綺麗に咲いているのに、

鏡に映る桜は風が吹いたら濁っちゃう。

 

私の目にみえている世界も

よく風が吹く。

 

詩人か!と突っ込まれることもあるけど、例えばこんな感じ。

 

この流れで投稿している。

これは私が桜を観に行ったときの写真だけど、「綺麗だった。」だけではつまらないから私なりの感想を述べている。

 

そう、一次思考で「綺麗だな」と思ったことをそのままコメントにしたって私は面白くないのだ。

自分が投稿する意味がない。

私の存在意義を表現したい。(重め)

 

だから「綺麗だな」と思ったのは何故なのかとか、その桜にはどんなストーリーがあるのかとか、桜の視点からみた世界はどうなのか、みたいに色んな視点で自分の感想を考えてみる。

 

私はその過程を楽しんでいる。

 

 

「共感」と「面白い」を同じにしてはいけないという話もそれに似ている。

 

共感されるものは「いいね」されやすい。

あるあるものまねが最近とても流行っているのは、共感と面白さの相乗効果が大きいからではないかと思う。

 

しかし、共感に比べて面白いというのは種類がたくさんある。

funnyやinterestingがあるし、interestingに関しては人によって、あるいは考え方によって変わるのだ。

 

パリコレのファッションが素人にとって何がオシャレなのか理解できないように、面白さも世間に理解されないことがたくさんあるのだと思う。

 

ただ新しい時代を築いてきたのは、時代に理解されない人たちが”理解されない面白さ”をとことん突き詰めたから創られてきたのだ。

  

私はこれをしたい。

 

何か情報を得たとき、自分がどう感じてどう考えて、どう表現するのか。

一次思考の後に自分の世界で考えて、それを現実で表現する過程が、私はロマンチックだと思う。

  

自分にしかわからない面白さ、自分にしかみれない世界観がそこにはある。

 

その面白さや世界観が、他者の面白さや世界観とぶつかったときの化学反応はもっとロマンチックであるから、私はもっと「その先思考」を増やしていきたい。

 

私の”その先思考”とぶつかってくれる方、募集中です。